アナーバー(米国ミシガン州) – 2019年11月26日 – ODVAは今日、「EtherNet/IP™ 仕様」の拡張機能を発行したことを発表しました。同仕様はIO-Link通信規格のため作られたデバイスをCIP™アーキテクチャに統合する方法の概要を説明するものです。この機能追加により、ネットワークの最下位にあるIO-Linkセンサーなどデバイスは、上位ネットワークのEtherNet/IPコントローラなどの機器との接続性が向上します。「IO-LinkデバイスのCIPへの統合は、CIPオリジネータとIO-Linkデバイスの間にあるIO-Linkマスタ経由でシームレスな通信を提供します。すべて既存のIO-Linkハードウェアおよび規格が使用できます。」とODVAの社長兼専務取締役であるDr. Al Beydounは話しました。

IO-LinkとCIPの接続はエンジニアリングの労力を低減し、データや情報の取得を容易にし、OTとITの融合が工場内にもたらす需要をより満せる、より効率的に接続されたプラントにします。現在、IO-Linkデバイスは、エンドユーザによるデータ変換の負担なしにEtherNet/IPTMで認識できます。EtherNet/IPの観点から、IO-Linkデバイスは(仮想の)サブネットにあるネイティブなCIPデバイスと見なされます。IO-LinkマスタはIO-LinkデバイスのためのCIP機能を提供し、送信元のCIPアプリケーションに透過性を実現します。全3種類のIO-Link通信(サイクリック、非サイクリック、イベント)はCIP通信にマッピングされます。IECで標準化されているIO-Linkマスタおよびデバイスの仕様の変更なしにCIPからIO-Linkへの通信が可能です。中間にあるIO-Linkマスタを経由してCIPオリジネータとIO-Linkデバイス間の直接的な通信が可能になります。すべてのIO-Linkデバイスは、仮想のIO-Linkサブネット上のCIPコネクションターゲット機器(I/Oアダプター)のように扱われます。

ODVAはインダストリー4.0および産業用IoTの出現によってもたらされた新しいネットワークアーキテクチャや通信方法に対処するため、継続的にEtherNet/IPを強化しています。マシンおよびプロセスオートメーション産業全体の現在および未来の産業用通信やコントロールのニーズを満たし続けるために、さらなるEtherNet/IPの開発が進められています。また、標準化された産業用ネットワーク技術の幅広い導入と使用を通して、EtherNet/IPはアセットの最適化が可能になるように位置付けされています。最終的に、IO-LinkデバイスとEtherNet/IP機器の間で現在可能になっているようなシームレスな情報共有は、より効率的で相互に接続されたインフラストラクチャを実現にします。

ODVAについて
ODVAは、世界の大手オートメーションサプライヤーを会員とする国際規格の開発を行う団体です。ODVAの使命は、産業オートメーション業界に向けた、オープンで相互運用可能な情報通信技術を推進することです。ODVAの規格には、メディアに依存しないネットワークプロトコルである「CIP™」(共通産業プロトコル:Common Industrial Protocol)をはじめ、EtherNet/IPやDeviceNetなどの産業用通信技術が含まれます。生産システムの相互運用性、および他のシステムとの統合を考慮し、ODVAは市販の標準的なインターネットおよびイーサネット技術の採用を指針としています。この指針は、現在業界をリードしている産業用イーサネットネットワークであるEtherNet/IPも採用しています。ODVAに関する詳細は、www.odva.orgにアクセスしてご確認ください。

詳細等のお問い合わせ先:

Steven Fales
ODVA
4220 Varsity Drive, Suite A, Ann Arbor, MI 48108-5006 USA
電話: +1 734 975 8840
FAX: +1 734 922 0027
Eメール: gro.avdo@selafs

CIPおよびEtherNet/IPは、ODVA, Inc.の商標です。その他の商標はそれぞれの所有者に帰属します。