プロセスオートメーションおよび設備においてEtherNet/IPの導入が本格化

キーワード: ハネウェル、ハネウェルプロセスソリューションズ、HPS、DCS、ODVA、EtherNet/IP

米国ミシガン州アナーバー(2018年10月11日) - ODVAは本日、ソフトウェア業界において世界大手の企業の一社であるハネウェルがボッシュ・レックスロス、シスコシステムズ、エンドレス・ハウザー、ロックウェル・オートメーション、オムロン、シュナイダーエレクトリックに加え、新たにODVAのプリンシパルメンバーとなったことを発表しました。ODVAにおけるハネウェルの主な活動は、同社のパフォーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ戦略グループの一部であり、オートメーション制御、設備、ソフトウェア、サービスに分野において業界をリードしているハネウェルプロセスソリューションズ(HPS)を通して行われる予定です。

ハネウェルプロセスソリューションズは、プロセスオートメーション制御の分野で40年の歴史を誇ります。また、分散制御システム(DCS)の製品ラインにControlNet®を内蔵することで、1990年代後半よりODVAの技術と規格をサポートしています。ハネウェルは、プロセスおよびハイブリット産業で使用される産業用制御システムが統合されるとともに、EtherNet/IP™の導入の伸びと可能性を見込んでおり、Experion® Process Knowledge System(PKS:プロセスナレッジシステム)やControlEdgeTM PLCなど、複数の製品ラインにEtherNet/IPを組み込んでいます。現在HPSのソリューションは、EtherNet/IPを使用している様々な場所を含め、世界中で10,000件以上の事業所に導入されています。

ODVAは、プロセス産業にEtherNet/IPを導入することに力を入れた活動を行っています。これらの活動には、プロセス産業固有のニーズに合わせEtherNet/IPの仕様を改良することに尽力しているテクニカルワーキンググループなどがあります。またODVAは、プロセス産業へのEthernetの導入を推進する業界全体での取り組みにも関わっています。これには、ロングリーチ(長距離)のシングルペア線を用いたイーサネット向けにIEEE 802.3 イーサネット規格がまもなく改良される予定となっており、この改良によって可能となるフィールドへのイーサネットの導入の推進を支援するためにFieldComm GroupやPROFIBUS、PROFINET Internationalと共同で実施している取り組みなどが含まれます。

「EtherNet/IPは産業用制御向けの重要なプラットフォームで、今後はデジタル化全体にとっても重要となるでしょう」とHPSプロジェクト&オートメーションソリューション事業部門のエンジニアリングシニアディレクターBrian Reynoldsはコメントしています。「ハネウェルは自社の『つながる工場』製品群である「ハネウェル・コネクテッド・プラント」ソリューションにEtherNet/IPを活用しています。これはお客様が機器全体の効率性と安全性を向上するためデバイスからより意味のあるデータを収集することを可能にします。プリンシパルメンバーとしてODVAに加入することでハネウェルは、プロセスおよびハイブリッド環境において、生産性、信頼性、安全性、セキュリティ、デジタル化を強化するため、EtherNet/IPおよび関連するODVAの技術や規格の発展にさらに貢献していきます」

「プロセス業界へのEtherNet/IPの導入は、今後10年の間に急速に増加することが見込まれます」とODVAの社長兼CEO、Katherine Vossは話します。「ODVAは、EtherNet/IPのメリットをプロセス業界内外の幅広い業界のユーザに提供するため、ハネウェルプロセスソリューションズがODVAへの参画を強化してくれたことをうれしく思っています」

ODVAは、2018年10月9日~11日の期間にアメリカ、ジョージア州ストーン・マウンテンで実施された2018年インダストリーカンファレンスおよび第19回会員年次総会でハネウェルをプリンシパルメンバーとして迎えたことを正式に発表しました。発表時には、HPSの事業概要やODVAにプリンシパルメンバーとして加入した理由に加え、ダウ・デュポンのEtherNet/IP開発ステップに関するエンドユーザーの見解が紹介されました。ハネウェルとダウ・デュポンのプレゼンテーションやその他の会議議事録は、ODVAのサイト(www.odva.org)にアクセスし、オンラインで閲覧、ダウンロードできます。

ODVAについて
ODVAは、世界の大手オートメーションサプライヤーを会員とする国際規格の開発を行う団体です。ODVAの使命は、産業オートメーション業界に向けた、オープンで相互運用可能な情報通信技術を推進することです。ODVAの規格には、メディアに依存しないネットワークプロトコルである「CIP™」(共通産業プロトコル:Common Industrial Protocol)をはじめ、EtherNet/IPやDeviceNetなどの産業用通信技術が含まれます。生産システムの相互運用性、および他のシステムとの統合を考慮し、ODVAは市販の標準的なインターネットおよびイーサネット技術の採用を指針としています。この指針は、現在業界をリードしている産業用イーサネットネットワークであるEtherNet/IPも採用しています。ODVAに関する詳細は、www.odva.orgにアクセスしてご確認ください。

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